トマトに含まれるリコピンはオリーブオイルと相性が良い!?さらに、ニンニクと玉ねぎでさらに吸収率がアップ!!

こんにちは!トマティーナです。

本日も、トマトの名産地

会津の南郷から、トマトに関する情報を

まとめてお届けしています!

トマトよろしくお願います!

トマトに含まれるリコピンはオリーブオイルと相性が良い!?さらに、ニンニクと玉ねぎでさらに吸収率がアップ!!

今回も引き続きリコピンのお話です。

ちなみに前回の記事はこちらです↓↓↓

トマトのリコピンの吸収率をあげるためには?

前回の記事では、

リコピンはトマトのどこに存在しているのか?

リコピンはどのように調理すると、細胞壁が壊れて外へ出てくるのか?

このよう問いかけに答える記事を作成しました。

今回は、その細胞壁から摘出することができたリコピンたちを

どのように調理すれば体内に効率よく吸収させることができるのか?

そんな記事をマトメて行きたいと思います!

リコピンは脂溶性

まず絶対条件として重要なのはリコピンは脂溶性であるということです。

前回の記事でも紹介したように、生のトマトというのは90%以上が水分で構成されています。

つまり、脂溶性であるリコピンは水分とは相性が悪いため、

生でそのままトマトを食べても効率よくリコピンが吸収できないということになります。

せっかくのトマト。日本で購入するとそこまで安い野菜でもありません。

どうせなら、より効率よくトマトを摂取したいですよね♪

リコピンと一番相性がいいのはオリーブオイル

トマトのリコピンと相性がいいのはオリーブオイルという研究結果が

トマトジュースの大手のカゴメさんの研究で発見されました。

トマトとオリーブオイルと聞くと、真っ先に思い浮かべるのは

地中海に面する国々の料理ですよね!

パスタに絡めるトマトソースは必ず、たっぷりのオリーブオイルとトマトを使用して作っています。

あれはとっても素晴らしい組み合わせだったんですね!

また、そのオリーブオイルは一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が約70%を占めています。
このオレイン酸が酸化されにくいという性質を持っていて、さらには酸化を防ぐ抗酸化物質も含まれているのだそうです!

これらの理由がオリーブオイルが他のオイルに比べてリコピンの吸収を高める理由の一つとして考えられています。

ちなみに酸化ってなに?となった方はこちらでご紹介しているのでチェックしてみてください。

トマトで免疫力を効果的にあげられる?その理由を考えてみた。

リコピンにはシス体とトランス体が存在

一口にリコピンと言っても、リコピンの構造には大きくわけて「トランス体」と「シス体」の2種類があります。

このトランス体とシス体というのは化学の世界では「幾何異性体」と呼ばれています。

簡単に言えば、含まれている原子の数は全く同じですが、くっつき方が異なっているということです。(厳密には少し違います。)

生色のリコピンはトランス体

植物として存在しているリコピンはほとんどがトランス体として植物の中に存在しています。

わずかにシス体のリコピンも存在しているようです。

なので、市販で売っているトマトをそのままかじってもそのリコピンはトランス体のものになります。

体内に存在するリコピンはシス体

ここが、不思議なところです。

体内に存在するリコピンの半分以上がシス体として存在しています。

これが何故なのかは、未だ研究中とのことです。

ただ、考えられることとしては

体内でトランス体からシス体に変化する

または

調理方法でトランス体からシス体に変化させ摂取する

このどちらかの方法だとトマティーナは思います。

 

そこで、カゴメさんは調べてくれました。

体内に存在するリコピンがシス体が多いということは

シス体の方が体内に吸収されやすいのではないか?

この研究結果が以下になります。

ニンニクと玉ねぎはリコピンをシス化する

カゴメさんの研究結果によるとトマトのリコピンをシス化する手伝いをしてくれる野菜は

ニンニク

玉ねぎ

この二つだと研究結果として出たようです!

以下の画像は、トマトとオリーブオイルを煮込んだものに、そのほかの野菜(ニンニク、玉ねぎ、ブロッコリー、キャベツ、人参、セロリ)

を合わせて煮込んだ時のリコピンのシス化の含有量を調べたものになります。

この表から読み取れるのは通常のオリーブオイルとトマトのみのものと比べて、ニンニクと玉ねぎを合わせて煮込んだものはおよそ2倍近くのリコピンがシス化していることがわかります。

ここまでシス化したリコピンが摂取できれば最高ですね!

トマトとオリーブオイルと玉ねぎとニンニク。。。

トマトスープにしても、トマトソースにしてパスタにあえても絶対に美味しい組み合わせですね♪

トマトまとめ

トマトのリコピンを体内に吸収するときはオリーブオイルと一緒に摂取しましょう!

ニンニクや玉ねぎと一緒に煮込んで、より体内に取り込みやすい形に変換しちゃうましょう!

 

です!

 

もっともっとトマトを知って、トマトを効率的に摂取していきましょう♪

お付き合いいただきありがとうございました!
専門に研修している人間ではないので多少の間違いなどがあるかもしれません。
その時は是非、コメント欄に記入していただければ幸いです。

また、こんなの知りたい!など、トマトに関することや健康に関することであればご質問も受け付けています〜!
よろしくお願いします!

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