こんにちは!トマティーナです。
本日も、トマトの名産地
会津の南郷から、トマトに関する情報を
まとめてお届けしています!
トマトよろしくお願います!
トマトのリコピンの吸収率をあげるためには?
本日は、前回にご紹介した「リコピン」に関して掘り下げていきたいと思います!
ちなみに前回の記事はこちらです↓↓↓
今回もこんな感じでまとめていきます〜!
リコピンの役割とは?(ざっくりと説明)
前回の記事でもご紹介したので、ざっくりと説明させていただきます。
一長一短の役割を持つ、我々の体に存在する活性酸素。
この活性酸素が体内の細胞を酸化させてしまう前に、
リコピンがその作用を抑えてくれるのです!
はい、ざっくりとですが、こんな感じです。
一言でいうと
「我々の細胞の身代わりになってくれるやつ」
です。
リコピンはどこにあるの?
※ここからは、前回、記事にしていない内容になります。
前回の記事でもお話ししたように
リコピンの正体はトマトの赤色の色素です。
真っ赤に熟したトマトであれば、たっぷりのリコピンを持っているということですね。
では、この赤色は一体どこにあるのか?
ズバリ
「細胞」の中です。
基本的に全ての生き物は細胞から構成されています。
ただ、動物と植物の差としては「細胞壁」があるかないかです。
細胞壁?
となるかもしれませんが、動物細胞と植物細胞には以下のような構造の違いがあります。
結構違いますよね!
今回、この図の中で注目していただきたいのは
「細胞壁」になります。
共通部分の「細胞膜」に覆いかぶさる形で「細胞壁」は存在しています。
この細胞壁とても壊れにくいものとなっています。
考えてみると、植物って人間の皮膚などと比べると
硬くて、ピンとしていますよね!
骨もないのにすごいと思いませんか?
一つ一つの細胞のみでそれぞれの植物は体を支えています。
この大きな役割を持っているのが、
この「細胞壁」です。
つまりリコピンは硬くて取り出しにくいところに入っています。
実はこれ、
トマトを生で食べても細胞壁は破壊できないんです。
つまり、生で食べてもリコピンを効率よく摂取できないということです。
めっちゃ噛めば大丈夫かもしれませんが、、笑
細胞からリコピンをどうやって出すの?
細胞壁の中にリコピンが含まれることがわかりました。
では、どのようにその硬い要塞からリコピンを引っ張り出すのか?
これが、トマトを摂取する上でとても重要なところです。
代表的なのは加熱
まず、細胞壁の破壊に有効的なのは「加熱」です。
一体、どのくらいの加熱をすれば良いのでしょうか?
答えは
「グツグツするまで加熱」
です。
温度で言えば90℃を目指してグツグツ加熱しましょう。
ここで、注意しなければいけないのは
「弱火でちょっと火を通せばいいかな?」
これでは、逆に細胞が硬化してしまいます。
よく、萎びた野菜(レタス)を40℃くらいのお湯に浸すことで
「シャキシャキ感が戻る」
ってありますが、
あれは細胞が”死んで”しまってから、
微生物などの侵入を”防ぐ”ための
植物の生体防御反応の一つなんです。
全ての植物食品の共通の現象なんのでトマトももちろんこの理論に当てはまります。
つまり、60℃でグツグツずっと加熱しても細胞壁は壊れないのです。
これは要チェックですね!
トマト缶などは熱処理などでかなりの高温になっているので、細胞壁は壊れていますが、
生トマトをお家で調理する時には気に留めておいたほうがいいですね!
冷凍も細胞壁を壊す
加熱の反対に、冷凍も細胞壁を壊すことができます。
食べ物は平均して60%以上水分でできています。
トマトに関しては94%は水分です。
この水分が冷凍されることによって細胞壁を壊してくれます。
何故壊せるのか?
水の性質にあります。
水は凍ると「体積」が液体の時よりも増加する性質があります。
つまり、細胞壁内にある水分が膨張することによって、
柔軟性の低い、細胞壁が水分によって圧迫されて壊れます。
これにより、よりリコピンを摂取することが可能になります。
以上の
加熱
冷凍
が調理の前段階でリコピンをよりよく吸収する方法になります!
皆さんも是非、お試しください〜♪
トマトまとめ
90℃以上で加熱しましょう!
です!
もっともっとトマトを知って、トマトを効率的に摂取していきましょう♪
お付き合いいただきありがとうございました!
専門に研修している人間ではないので多少の間違いなどがあるかもしれません。
その時は是非、コメント欄に記入していただければ幸いです。
また、こんなの知りたい!など、トマトに関することや健康に関することであればご質問も受け付けています〜!
よろしくお願いします!
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