こんにちは!トマティーナです。
本日も、トマトの名産地
会津の南郷から、トマトに関する情報を
まとめてお届けしています!
トマトよろしくお願います!
トマトとズッキーニで足のむくみを改善!リコピンとカリウムを摂取しよう!
今回は脚の「むくみ」に着目していきたいと思います。
女性の悩みとして多い脚のむくみですが、男性でも、アルコールを摂取した翌日などによく現れる症状です。
男性はあまりむくんでも気にしない人の方が大多数ですが、
女性にとってむくみは大敵ですよね。夜に塩分を取りすぎて次の日には顔がパンパンにむくんでしまったという話もよく耳にします。
あとは、最近では在宅ワークが増えて一日の歩く回数が減って、足のむくみが酷くなってしまっているという記事も見かけたりします。
トマティーナもお酒を飲んだ次の日は、指輪が抜けないほど手がパンパンになります。。
では、一体どんなことが原因で「むくみ」が発生するのか。
「むくみ」に効果的な食材は何なのか?
気軽に取り組める食材を考えてみました〜!
足のむくみの原因
まずは敵を知ることです。
「むくみ」について学んでいきましょう。
むくみとは「体内に存在する水分量」と関わるもの。ということは多くの方が把握していると思います。
そもそも体内に存在する水分量というのは、成人で約60%ほどと言われています。
半分以上が水分でできている我々の体は、ちょっとした水分の増減で様々な体への影響を及ぼします。
例えば脱水状態の時は以下のような症状が出ます。
大塚製薬さんの表より。
たった数%でも、体には大きな負担がかかるわけです。
「むくみ」もこの増減の一つの現象なわけですね。侮れない。
体内の水分の3分の2は「細胞内液」という細胞の中に含まれる水分で、
残りは「細胞外液」といい、血液に含まれる水分や、細胞と細胞の間を満たしている水分です。
これらの水分は、細胞に栄養を送ったり、老廃物を除去する役割を担っています。
細胞や血管の中を行き来して体内の水分のバランスを保っているのも特徴のひとつです。
でも、このバランスが崩れて、細胞と細胞の間に水がたまり、異常に増加したのが「むくみ」です。
どんな状況でバランスが崩れるのか。
塩分過多
これは、体内の塩分濃度を均一に保つ仕組みが要因となっています。
つまり、塩分を取りすぎると体内の塩分濃度が高まります。それを薄めるために、体内でより多くの水分を維持することに繋がるためです。この生理現象がむくみに繋がります。
血流の低下
これは、デスクワークの方に多く発症します。最近では在宅ワーカーの方も増える一方で一日中椅子に座りっぱなしで夕方にはふくらはぎがパンパンになってしまうことがあると思います。これは単純に心臓から離れた場所であり、体内の70%が下半身の筋肉です。多くの血管が集まり、ポンプの役割をする筋肉が動かないため、重力の影響で水分が下半身に溜まってしまうのが、下半身のむくみに繋がります。
アルコールの摂取
これは、アルコール類を飲み過ぎると血液中のアルコール濃度が高くなってしまうことに原因があります。アルコール濃度が高くなることによって血管が拡張し、静脈やリンパによる水分の処理が間に合わず、むくみが生じやすくなります。特に夜は、横になって寝ている間に顔の方に水分がたまるため、朝起きたときに顔やまぶたが腫れやすくなってしまいます。
カリウムの役割
カリウムは、小腸で吸収された後全身の組織に運ばれ、大部分が腎臓によって排泄されます。
さらにナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持しているほか、酸・塩基平衡の維持、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの働きをしています。
また、カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進するため、血圧を下げる効果があります。
高校化学の知識
ここで、高校の化学知識です。
「カリウムの役割」で紹介したカリウムの働きとして、
「カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進するため、血圧を下げる効果があります。」
と書きましたが、なぜカリウムがナトリウムの再吸収を抑制するのかと言いますと、
高校で習うイオン化傾向がここでは働いていると考えられます。
イオン化傾向・・・溶液中における元素のイオンへのなりやすさ表しています。
よくある語呂合わせが以下になります。
「競馬するかなマガアルマン、あてっこにするな、ひどすぎ借金」
競 (K) 馬 (Ba) する (Sr) か (Ca) な (Na) 、マガ (Mg) アル (Al) マン (Mn) あ (Zn) てっ (Fe) こ (Co) に (Ni) する (Sn) な (Pb) 、ひ (H) ど (Cu) す (Hg) ぎ (Ag) 借 (Pt) 金 (Au)
これみてもらうとわかるように、K(カリウム)から始まりAu(金)で終わっていますが、Kがもっともイオン化しやすい、つまり、電解質で体内に取り込みやすいってことです。
カリウムとナトリウムを比べてみてもわかるように、カリウムの方がイオン化しやすのでナトリウムよりも先に体内に吸収されルため、ナトリウムが結果的に排出されてバランスが取れるということですね!(もっと複雑でしょうけど)
逆に言えば、カリウムを取りすぎると、、、色々と他の成分が吸収しにくくなるかもしれません。
おすすめ料理
今回、トマトに含まれる最強成分リコピンとむくみ解消のカリウムを摂取する組み合わせを調べてみました。
↓↓↓前回のリコピンの話
ラタトゥイユ
これは最強です。
リコピンが含まれるトマトとリコピンを摂取しやすくするオリーブオイル、さらに、
カリウムが多く含まれるズッキーニ!(きゅうりでも可!)
リコピンをシス化する玉ねぎやニンニクを入れて、炭水化物のじゃがいもまで入れてしまったら、自然の完全栄養食品になってしまいますね!!
おすすめです。
トマトジュースにバナナ
そんな料理の時間なんかない!
という方には、この組み合わせが最強でしょう。
バナナはなんと一本で500mgほどのカリウムが含まれています。。
つまり、100ml~200mlのトマトジュースとバナナ一本を朝食に摂取できれば、肌も潤いむくみも軽減するということになります。
やるしかないですね!
トマトまとめ
脚のむくみには、カリウムの摂取を!
カリウムを多く含むズッキーニはトマトとの相性がgood!
朝食にトマトジュースとバナナを組み合わせると手軽にリコピンとカリウムを摂取できます!
もっともっとトマトを知って、トマトを効率的に摂取していきましょう♪
お付き合いいただきありがとうございました!
専門に研修している人間ではないので多少の間違いなどがあるかもしれません。
その時は是非、コメント欄に記入していただければ幸いです。
また、こんなの知りたい!など、トマトに関することや健康に関することであればご質問も受け付けています〜!
よろしくお願いします!
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